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パンターⅡ製作記(3)

☆機関室上面
機関室上面はG型最後期型に準じたものになっており、それを尊重します。
左の冷却気排出用グリルに温風式ヒーターユニットが付くタイプになっていますが、頂部の部品とカバーが省略されているので、以前ハセガワの何かのイベントで購入した、スマートキットの部品を使用しました。(パンターD型を製作した際に、ラジエーターと冷却ファンを流用した残りです)流用した部品は、何の調整も必要なくピッタリ合いました。
冷却気排出用グリルのメッシュは、パッションモデルズのパンサーG型メッシュエッチングセット(タミヤ用)を使用します。このエッチングセットは手ごろな価格ですが、メッシュが編み込まれたようになっていることに加えて、円形の冷却気排出用グリルのメッシュが、左側の若干径の小さいヒーター付き用のものも用意されており、お薦めです。
四角い冷却気吸入用グリルは、キットのエッチングパーツでは4つともシヤッター付きのものになっており、それを使用しました。前後方向がタイトなので、タミヤのハードコートヤスリPRO(先細・6mm幅)でエッチングパーツを削って調整しています。
通気口装甲カバーの格子はショーモデリングのエッチングです。
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☆車体後部の組み立て
ケベックカステンは蓋にヒケが目立つので光硬化パテで埋めてから、留め金をショーモデリングのエッチングと0.14mm厚のプラペーパーで、ヒンジを0.3mm厚のプラバンと0.5mm径のプラ棒で追加しています。
車間表示灯はショーモデリングのエッチングを使ってパンサーG型後期と同じタイプにしています。塗装後に透明プラ棒で発光部分を取り付けます。
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マフラーは消炎フィン付きのものになっていますが、消炎フィンの部品C6は筒の部分よりちょっと大きく段差ができます。ここはC6の外周のボルトのモールドを一旦削り取ってから、思う存分整形し、タミヤの光硬化パテで隙間を埋め、整形後に削り取ったポルトをエバーグリーンの0.5mmプラ棒をスライスしたもので再生しました。消炎フィンの外周は整形の結果、かなり薄くなります。このため、筒の中心にC6を接着する必要があります。
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履帯緊張調整口カバーは、パットン博物館のパンターⅡ車体のものが膨らみをもつタイプになっているので、WAVEのガンプラ用I-TIP 台形パーツの4mm径薄型を使って膨らみを追加しました。
牽引フックは車体への取付部が華奢でグラグラしてしまうため、潔く削り取って実物通りにシャフトを通すことにします。牽引フックに1mm径の穴を貫通させて、車体を挟んで1mm径のプラ棒を差し込んでいます。これで安定しました。
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by azHit | 2017-06-25 20:58 | パンターⅡ